消費税率が10%に上がったら

8%への増税後の低迷は10%増税後の「悲惨な国、日本」を予感させます。

消費税率が10%に上がったら、また増税直前のちょっとした駆け込み需要後に大反落があるでしょうね。

 

消費税を再増税すればGDPが落ち込んで、税収の下落が財政悪化をさらに加速させる危険性があります。

そんな「日本」に対する失望売りが始まり、円が下落。円安が輸入品価格の上昇と物価の上昇を招き

上昇した物価に、さらに10%が上乗せされ国民が苦しむ。さらなる買い控えや景気停滞にとどまらず、

生活苦の自殺者や社会犯罪が増加したりすることも十分考えられます・・・・。


長期的には円安により輸出が増大して元に戻る、というのがケインズ経済学での理論でしょうが、

実際にはかなりのタイムラグがあるでしょう。

「日本国」がその間もつかどうか・・・。

 

ですから、再増税はアベノミクスひいては安倍政権にとってのアキレス腱となりそうな予感がします。

まあ、政権破綻となっても国民は痛くも痒くもないですが、消費税増税という遺産だけ残されるのは痛いですね。。



私は個人的には消費税は大反対です。(イイノカ?コッカシカクシャがそんなこと言って。。)

 

それにしても物を買うのになんで税金を取られるんでしょうね?

そもそも個人は物を買う前に所得税を取らています。

その残りでモノ買おうっていうのに、さらに税金を掛けるのは同一所得に対する二重課税んじゃないかと思いますけどね。

(間違ってたらゴメンなさいですが、でも心情としてはわかりますね!?)

 

企業は売上の時に消費税を取っているから、仕入の時の消費税を払わせるのは、仕組みとしてはわかります。

まあ、いいですよ。


でも、個人にかけるのはどうなんですかね?

もらうお給料では消費税分をもらっていないのに(←ここ重要)買う時だけ税金がかけられる・・・。


「消費税は消費した人が税を負担すべき、イヤなら消費するな(買うな!)」ってことなんでしょうかね。

だったら消費してやるか!って人もいれば、消費したくともできない・・・って人もいるでしょう。

国は後者のケアをしっかり考慮してあげることが大切です。

 

個人的には、消費税は企業間取引にだけ掛けるということにすればいいんじゃないかと思いますけどね。

 

それにしても課税、不課税、非課税、免税に簡易課税に本則課税、3%、5%、8%に10%、そして挙句の果てに軽減税率の導入・・・・。

もう社会が混乱すること必至です!

こんな面倒くさい税制、即刻止めて昔の状態に戻した方がよいと思います。

そうしたら安倍首相には全国民から拍手喝采ですよ。きっと。