来たるべき大震災に備えよう

Exciteに今後の地震についての記事が載っていましたね。

 

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【最近の大地震8回中7回で火山噴火 東日本大震災だけは噴火0】

 

M7クラスの首都直下型大地震がいつ起こっても不思議ではないと心配されている。地震予知連絡会元会長の大竹政和氏が解説する。

「巨大地震が発生するということは地下のプレート境界のストレスが一度に解放されるということです。昨年の東日本大震災の余波は関東のプレートにまで及んだ。関東エリアのプレートの動きは非常に不安定になった。東日本大震災直後に関東で地震が頻発したのはそのためです。いまは治まっていますが、その影響はこの先何年も続くでしょう」

 東日本大震災が首都直下型地震の引き金になるとの見方は歴史も証明する。

 東北を襲う巨大地震は、1000年周期で起こることが最新の研究成果から判明している。東日本大震災は869年に発生した貞観地震(M8以上と推定)の再来とされている地震だ。

 地震考古学を専門とする産業技術総合研究所客員研究員の寒川旭氏が語った。

「現在の地震発生状況は、巨大地震が各地で連続して発生した9世紀と似通っている。貞観地震は発生の50年ほど前に東北や関東地方でM7級の地震が発生し、直前に兵庫で大地震が発生しています。東日本大震災も、1983年の日本海中部地震をはじめとして内陸での地震を経て、直前に阪神大震災が起こっています」

 ここで注目したいのが貞観地震が発生した後の地震状況である。

「実はその9年後に相模国と武蔵国で大地震が発生したという記録が残っています。これは現代でいえばM8級の規模の首都直下型地震だったと考えられています。さらにその9年後には仁和地震が東海地方を襲っている。こちらはM8以上と推定される南海トラフの巨大地震です。つまり現在の日本列島では2つの巨大地震が連続して起こってもおかしくはないんです」

 気をつけなければならないのは地震だけではない。立命館大学文学部地理学教室教授の高橋学氏が続ける。

「20世紀以降、環太平洋でM8.5以上の地震は8回発生しています。そのうち7回が火山噴火とセットで発生しています。貞観地震の際は十和田山(青森)が噴火した。噴火のない1回は東日本大震災だけです。近いうちに火山が噴火することも十分に考えられます」

 巨大地震は明日起きてもおかしくはない。東日本大震災の犠牲を無駄にしないためにも、我々は万全の備えを怠ってはならない。

 

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要するに、今は、先日の大地震と次の大地震の間の期間ということ。

昨年の震災で、物資(食糧やガソリン)をめぐって、パニック状況の片りんが垣間見えましたが、怖いのは震災よりも"ポスト震災"の方ではないかと個人的には思っている訳です。

食糧や水等、必要なものはできるだけ買いためておいた方がいい、と私は思います。特に首都圏の人は。

仮に物資が届かない状況になったとして、役所を責めても何も変わりません。

 

かなり高い確率で”大地震が来る”ことはわかっているわけですから、今のうちから各自が防衛手段を取るべきでしょう。

そして・・・・、

原子力発電所は議論がまとまっていませんが、そんな人間の都合などお構いなしに、自然は容赦なく、そして確実に牙をむいてきます。

第二、第三の福島原発が出てきても、いやそれ以上の被害が出ても全く不思議ではありません。

そして、その時、日本は終わりを迎えます。いろいろな意味で。

 

自然をナメてはいけません。畏敬の念を持たなければいけません。

事ある毎に、人間はそれに気づかされてきたはずです。

だから、経済優先等と甘いことを言っていてはいけない、それに騙されてはいけない、と私は思います。

「人類の英知で(放射能拡散の)リスクを抑え込む。」 

これもウソです。威勢はいいけど、絵空事です。理想論です。

人類は圧倒的な自然の力に対しては、完全に無力です。

仕組みを理解できても、操作したり、抑え込んだりすることはできません。

経済優先ではありません。生命優先です。

 

「あの時こうしておけばよかった」とならないよう、一刻も早い決断と対策を願うばかりです。

今日の記事を読んで、そう思いました。